焼酎がどんなお酒なのか、みんなに紹介しようよ♪
そうだね、アンチエイジング的にもおすすめだし♪
家呑みにも、手軽でいいよね✨
焼酎は蒸留酒
日本では古く16世紀ごろから作られているお酒で、”蒸留酒”と言う分類になります。これは海外では”スピリッツ”とも呼ばれ、ウイスキーやウォッカと同じ仲間です。
主に、さつまいも、米、麦、黒糖などから作られますが、日本酒・ビール・ワインなどの”醸造酒”とは異なり、糖質ゼロ。つまり体内で脂肪として蓄積されないので、糖質制限ダイエット、ケトジェニックダイエットなどをされている方にもお勧めです。“ビール腹”とはよく聞きますが、“焼酎腹”とは聞いたことがありませんよね!
また焼酎は、連続式蒸留焼酎(焼酎甲類)と生成単式蒸留焼酎(焼酎乙類)に分類され、前者は一般に廃糖蜜や酒粕などを原料とした発酵液をもとに、後者は芋、米、麦などを原料として造られています。つまり比較的安価で、ぼぼ無味無臭な甲類に比べると、乙類はややお値段は高くなりますが、本格焼酎とも呼ばれ、風味や味わいも豊かで、それぞれの特徴のある風味を楽しむことができます。
本格焼酎は720mlの五号瓶で、市場価格は1000円程度~購入することができ、また開栓後すぐに酸化することはないので、常温での保存も可能。何種類かストックすれば、家呑みとしてしばらく美味しくいただけます。
伝統的な飲み方
酒造会社さんが多くある、鹿児島、宮崎、熊本などでは、以下の様な飲み方が主流となっています。
き
ストレートで、飲む飲み方。
お湯割り
お湯をコップに半分くらい入れ、そのあとに焼酎を注ぐ飲み方。注ぐ順番が大切です!お湯の温度は、低めで作ります。
前割り
焼酎と水を5:5もしくは4:6で混ぜ合わせ、一晩以上寝かせて飲む飲み方。お水は軟水、特に九州の温泉水などで作ることをお勧めしています。これを温めたり、冷やしたりして飲んだりすることもあります。水割りとはまた違った、風味豊かな味わいになるのには驚きです。
なので、本サイト”かごったん”でお勧めしている”炭酸割り”は、本場では少し邪道な飲み方と思われることも多かったようですが、昨今は焼酎の作り手さんも若い世代に交代し、比較的フルーティーな銘柄が増えてきたこと、また昨今の“糖質制限ブーム”も重なり、メーカーさん自体がソーダ割を進めているところも増えてきています。
まさにいもたんブームの到来ですね!
本格焼酎の選び方の目安♪
鹿児島県内だけでも、酒造メーカーさんは113蔵もあるそうで、麹の種類、原料のお芋の種類、お水、醸造方法、季節限定のものや新しいもの…そこには常に、何千種類もの焼酎が存在しています。
でもいったいどうやって選んだらいいのか、見当もつきませんよね…そこで、大まかな目安となる焼酎の特徴を、ご紹介したいと思います!
「麹」を知る
麹はいわゆる「発酵食品」、焼酎を作る発酵の過程で、とても重要な役割を果たしています。主に使われるのは「黒麹」「白麹」「黄麹」の3種類。まずはこの麹の特徴を知ることで、おおよその風味が想像できます。
ボトルに記載されていたり、ボトルの色でもおおよそ判断することもできますが、麹がブレンドされていることもあるので、詳しくはメーカーさんのサイトもしくは、本サイトでも特徴を説明していますので、参考にしてみてください。
「黒麹」
・・・しっかりと重みのある味わい。いわゆる伝統的な焼酎の味わいと香りで、余韻を楽しめる。
「白麹」
・・・さわやかでさっぱりとした味わい。焼酎の風味は残しつつも、軽やかな香り。
「黄麹」
・・・フルーティーな味わい。しっかりとした味わいの中に、華やかな香り。
焼酎をこれから楽しんでみたいと思う方は、軽い香りもの、フルーティーなものが飲みやすいと思います。酒屋さんで、相談してみるのもいいと思いますので、ぜひ試してみてくださいね。
「原料」を知る。
焼酎の原料として主に、「いも」「米」「麦」「黒糖」などがあり、それぞれ全く異なった風味があります。
「芋焼酎」
・・・芳醇な甘みのある、香り、まろやかな味。 糖度が高い野菜である、さつまいもを使用しているので、甘い香りが強く残りますが、お芋の種類によって、全く異なった特徴がみられます。
「麦焼酎」
・・・フルーティーでキレのある味。炭酸割にすると、ハイボールに非常に近い風味になります。
「米焼酎」
・・・まろやかで、口当たりの良い味。お米の甘さとコクを感じる、ほっこりとした感じの焼酎。
「黒糖焼酎」
・・・黒糖ならではの、深いコクのある甘さと香り、優しく、どこか懐かしい風味の焼酎。
「その他焼酎」
・・・その他、栗、胡麻、紫蘇、とうもろこし、かぼちゃ、レタス、人参、とまと、昆布、椎茸、黒豆、ワサビ、昆布…など、それぞれ特徴のある焼酎がつくられています。
≪焼酎の本場、鹿児島県桜島の風景≫
焼酎も最近は飲みやすものも多いので、是非一度試してみてね。